新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、全世界的に多大なる影響が我々の社会生活に深刻な打撃を与え続けています。そんななか、本作『どこへ出しても恥かしい人』も全国順次劇場公開のさなかでしたが、ほぼすべての国内映画館の休業状況により、4月に入ってから、劇場公開の継続が停止している状態です。いつ再開できるのか、再開しても劇場にお客さまが安心して鑑賞にお越しいただける状態になるのか、まったく予測がつかない今、ひとつの緊急対策が編み出されました。

仮設の映画館

多くの優れたドキュメンタリー映画を配給する合同会社東風さんが設立した文字通り仮設の映画館です。

現在、映画がお客さまにご鑑賞頂いて劇場、配給、製作者に収益がまったく回収されない状態になっています。このままの状態が数ヶ月続くと、劇場・配給会社は潰れ、製作者も映画が作れなくなり、映画館で映画を観る文化が消滅します。それを食い止める術であり、感染症拡大状況を収束させるために家に居ながらにして映画館で映画を観る（あくまで仮設としてですが）形を創設し、現状できる範囲で映画文化を持続させるために、この「仮設の映画館」は存在します。この事態が収束したら、みなさまに映画館に戻ってきて頂きたい。その願いも込められています。

また、「仮設の映画館」での視聴料収益は、こちらの図のように、手数料を引いた額が映画館、配給会社、製作者へ通常の興行と同様の形で還元されます。

本作は本年2/1より劇場公開がはじまりましたが、これまでの上映の過程でも徐々に感染症拡大の影響を受け、お客さまにも、そのためにご来場頂けない方が多くいらっしゃったかと思います。また、主演の友川カズキ自身も3月中旬ライブの予定がすべてキャンセルとなり、劇場での舞台挨拶やイベントも同様に中止、今に至っております。感染症拡大状況が収束したら、劇場での本作公開と友川カズキの唯一無二のライブが開かれ、そこにみなさまにお集まり頂けることを切に祈っております。またそのために、今少しでも多くの方に、本作をお届けしたいと願います。
作品の面白さには自信を持っております。ぜひこちらでご鑑賞ください。みなさんおなじみの映画館への運営資金還元にもなります。
そして、SNSなどでご感想をお伝えいただければ幸いです。今はそのおひとりおひとりのご感想が、本作を制作したわたしどもの励みになります。また、今はじっと待つ姿勢の友川カズキ氏にも届くでしょう。
どうぞよろしくお願いいたします。

映画『どこへ出しても恥かしい人』@仮設の映画館

仮設の映画館公式サイト
http://www.temporary-cinema.jp/

【上映期間】
2020年5月2日(土)10：00〜5月22日(金)21：00までを予定。

【鑑賞料金】*vimeoにご登録頂き、クレジット等で決済頂きます。詳細は下記ご参照ください。
一律：1,500円

【上映劇場】*ご視聴の際に、以下の劇場をお選び頂きます。
ケイズシネマ（東京）
横浜シネマリン（神奈川）
名古屋シネマテーク（愛知）
シネ・ヌーヴォ（大阪）
出町座（京都）
元町映画館（兵庫）
横川シネマ（広島）
シネ・ウインド（新潟）
シネモンド（石川）
桜坂劇場（沖縄）
川越スカラ座（埼玉）
高田世界館（新潟）
APIA40（東京・ライブハウス）
*以降も追加あり。

【鑑賞方法】
以下の手順で映画をご鑑賞頂けます。
▶vimeo（上映ページのツール）にアカウント登録（無料）。
▶登録・ログイン後、「仮設の映画館」中の鑑賞したい映画館の上映ページで「￥1,800でレンタル」ボタンを押すと、「お支払い情報を入力」というウィンドウが開きます。こちらで支払方法を選択・入力してください。
Vimeoは現在、Visa、Mastercard、American Express、PayPalに対応しており、日本円でお支払できます｡必要情報を入力し、「￥1,800でレンタル」ボタンを押すと、すぐに再生が可能になります（レンタル購入後24時間以内期限）。
*Vimeoからのメールを確実に受信できるように、「@vimeo.com」と「@email.vimeo.com」をドメイン登録することを推奨します。

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